疎水性に修飾されたイヌリンおよび少なくとも1つの植物由来の増粘多糖類を含むo/wエマルション
专利摘要:
本発明は特に、内部脂肪相と、外部水性相とを含む水中油型エマルション形態の組成物に関わり、 a) 組成物の全質量に対して少なくとも0.01質量%、好ましくは少なくとも0.05質量%の、疎水鎖で修飾された少なくとも1つのイヌリン、および b) 組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%、好ましくは少なくとも0.1質量%の、植物由来の少なくとも1つの増粘多糖類、を含む組成物であって、シリコーンを含まない前記組成物に関する。 本発明は前記組成物を用いた化粧方法にも関する。 公开号:JP2011506557A 申请号:JP2010538710 申请日:2008-12-17 公开日:2011-03-03 发明作者:ラルカ・ローラン 申请人:ロレアル; IPC主号:A61K8-73
专利说明:
[0001] 本発明の技術分野は、安定な水中油(O/W)型エマルション形態の組成物、特に、非常に優れた皮膚耐性を有するものに関する。] [0002] 好ましくは、本発明による組成物は、天然のものである。] [0003] 本発明によれば、用語「天然組成物」は、石油化学または合成由来の材料とは対照的な、大部分または全てが天然由来の材料を含む組成物を意味する。] [0004] 本発明は、特に、生理的に許容される媒体中に、少なくとも1つの疎水鎖で修飾されたイヌリンおよび少なくとも1つの植物由来の多糖類を含む、水中油(O/W)型エマルション形態の組成物に関する。] [0005] 疎水鎖で修飾されたイヌリンは、本発明の組成物において、特に乳化剤として用いられる。] [0006] 植物由来の多糖類は、本発明の組成物において、特にエマルションの増粘剤および安定剤として用いられる。] 背景技術 [0007] 近年、化粧品市場においては、天然由来の材料を含む処方への非常に強い要求が顕著である。消費者は化学物質を含まない処方を求めており、その材料には、よりよい皮膚耐性および皮膚との親和性で名高い、天然由来のものをさらに好む。] [0008] 具体的には、乳化界面活性剤および合成ポリマー(例えばアクリルポリマー)、乳化安定剤および調質剤(texturizers)は、非常に有効ではあるが、特に敏感肌または反応しやすい肌を有する人々の場合には、刺激性となる可能性を有する傾向があることが知られている。] 先行技術 [0009] 米国出願公開第4367390号 欧州出願公開第863145号 欧州出願公開第517104号 欧州出願公開第570838号 欧州出願公開第796851号 欧州出願公開第775698号 欧州出願公開第878469号 欧州出願公開第933376号 欧州出願公開第507691号 欧州出願公開第507692号 欧州出願公開第790243号 欧州出願公開第944624号 米国特許第5624663号 欧州出願公開第0832642号 欧州出願公開第1027883号 欧州出願公開第1300137号 独国出願公開第10162844号 国際公開93/04665号 独国出願公開第19855649号 独国出願公開第19755649号 欧州出願公開第916335号 欧州出願公開第1133980号 欧州出願公開第1133981号 欧州出願公開第008586号 仏国出願公開第2570377号 欧州出願公開第199636号 欧州出願公開第325540号 欧州出願公開第402072号 欧州出願公開第325540号 欧州出願公開第402072号 仏国特許第2722380号 米国特許第5492426号 仏国特許第2761959号 国際公開01/03538号 国際公開03/018423号 仏国特許第2791042号 仏国特許第2792618号] 発明が解決しようとする課題 [0010] したがって、合成由来の乳化剤および/または安定剤/調質剤を含まずとも安定な、水中油(O/W)型エマルション形態の組成物が必要とされている。] 課題を解決するための手段 [0011] 本発明者は、驚くべきことに、疎水鎖で修飾されたイヌリン、特に少なくとも1つの植物由来の多糖類と組み合わせたイヌリンラウリルカルバメートがこの必要性を満たすことができることを示した。] [0012] Orafti社からInutex SP1(登録商標)の名前で提示されているイヌリンラウリルカルバメートは、その両親媒性の性質にもかかわらず、乳化特性が弱く、単独で乳化剤として用いたときに安定なエマルションを得ることができない。このような組成物の安定性は、界面活性剤(例えば糖エステル、アルキルポリグルコシドまたはポリグリセロール化エステル);生物工学的または合成由来の多糖類(例えばVeegum(ケイ酸アルミニウムマグネシウム)と組み合わせたキサンタンガム);脂肪アルコールおよび/または疎水性アクリルポリマー(例えばアクリレート/C10-30アルキルアクリレートの架橋ポリマー=Pemulen)を含む、標準の乳化剤および/または増粘剤の系によって得ることができる。] [0013] しかし、大量の増粘剤および界面活性剤を含むこれらの複合系は、感覚的に質感を重くする、および、粘つく、べたつく感触ならびに刺激性となる可能性を与える、という欠点を有している。] [0014] 一方、本発明の主題である組合せは、時間が経っても優れた安定性を示す水中油型の形態の組成物を得ることを可能にし、これは質感および刺激性となる可能性という、従来技術の組成物の、合成由来の乳化剤および/または増粘剤の存在に伴う欠点を有さない。] [0015] 用語「優れた安定性」は、本明細書では、37℃で少なくとも2ヶ月間、さらには45℃で2ヶ月間、デフェーズ(dephase)(水性相と油性相とに分離)または油のにじみ出しのない、一様で均一な水中油型エマルションを意味する。] [0016] したがって、本組合せの使用は、処方中の合成由来の乳化剤および/または増粘剤の含有量を低減することができ、または「完全に天然の」組成物のために、それらを完全になくすことさえできる。] [0017] 本発明による組成物は、石油化学タイプのシリコーンや脂肪物質が存在しなくても、時間が経っても非常に安定であり、感覚的にも好ましいという利点を有する。] [0018] 本発明は特に、内部脂肪相と、外部水性相とを含む水中油型エマルション形態の組成物に関わり、 a) 組成物の全質量に対して少なくとも0.01質量%、好ましくは少なくとも0.05質量%の、疎水鎖で修飾された少なくとも1つのイヌリン、および b) 組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%、好ましくは少なくとも0.1質量%の、植物由来の少なくとも1つの増粘多糖類、 を含む組成物であって、シリコーンを含まない前記組成物に関する。] [0019] 本発明によれば、シリコーンを「含まない」という表現は、1質量%未満、好ましくは0.5質量%未満、さらには0.2質量%未満しかシリコーンを含まない組成物、またはシリコーンが0質量%の組成物を意味する。] [0020] 特に一態様によれば、本発明は内部脂肪相、外部水性相を含む水中油型エマルション形態の組成物であって、組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%の、疎水鎖で修飾された少なくとも1つのイヌリン、および組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%の、植物由来の少なくとも1つの増粘多糖類を含む組成物に関わり、前記組成物はシリコーンを含まない。] [0021] 特に一態様によれば、脂肪相は前記組成物の全質量に対して少なくとも2質量%、好ましくは5質量%を占める。] [0022] 脂肪相は化粧品に使用される任意のタイプの脂肪物質を含んでもよい。] [0023] 特に一態様によれば、水中油(O/W)型エマルション形態である本発明による組成物は、生理的に許容される媒体中に: A) 組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%の、疎水基で修飾されたイヌリン、および組成物の全質量に対して少なくとも0.2質量%の、植物由来の少なくとも1つのゲル化多糖類および/または増粘多糖類を含む水性相; B)化粧品に使用される任意のタイプの脂肪物質を含むことができる脂肪相、 を含み、前記組成物はシリコーンを含まない。] [0024] 本発明による組成物はO/W型エマルション形態であり、好ましくは界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーを含まない。] [0025] 本発明によれば、界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーを「含まない」という表現は、1質量%未満、好ましくは0.5質量%未満、さらには0.2質量%未満しか界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーを含まない組成物、または界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーが0質量%の組成物を意味する。] [0026] 特に一実施形態によれば、本発明による組成物は石油化学由来の脂肪物質を含まない。] [0027] 「石油化学または合成由来の脂肪物質を含まない」という表現は、石油化学由来の脂肪物質を、組成物の全質量に対して1質量%未満、特に0.5質量%未満、好ましくは0.1質量%未満しか含まない組成物、およびさらにより好ましくは全く石油化学由来の脂肪物質を含まない組成物であることを意味する。] [0028] 疎水性に修飾されたイヌリン 本発明によれば、用語「疎水性に修飾されたイヌリン」は、特に疎水鎖で修飾されたイヌリン、特には前記イヌリンの親水性骨格に疎水鎖をグラフトすることで修飾されたイヌリンを意味する。] [0029] イヌリンはフルクタンファミリーに属する。] [0030] フルクタンまたはフルクトサンは、1つまたは複数の、フルクトース以外の糖残基と任意選択で組み合わせてもよいアンヒドロフルクトースユニットの配列を含む、オリゴ糖または多糖類である。フルクタンは直鎖でも分岐状でもよい。フルクタンは植物または微生物源から直接得られる製品であってもよく、または代わりに、分画、合成または加水分解、特には酵素によってその鎖長が変更(延長または短縮)された製品であってもよい。フルクタンは一般的に2〜約1000、好ましくは2〜約60の重合度を有する。] [0031] フルクタンは3つのグループに分けられる。第1のグループはフルクトースユニットの大部分がβ-2-1結合でつながった製品に対応する。これらは本質的にイヌリンなどの直鎖のフルクタンである。] [0032] 第2のグループも直鎖のフルクトースに対応するが、フルクトースユニットが本質的にβ-2-6結合でつながっている。これらの製品はレバンである。] [0033] 第3のグループは混合されたフルクタンに対応する、つまり、フルクタンはβ-2-6およびβ-2-1配列を含む。これらは本質的にグラミナンなどの分岐フルクタンである。] [0034] イヌリンは、例えばチコリ、ダリア、またはキクイモから得られてもよい。好ましくは、本発明による組成物に使用されるイヌリンは、例えばチコリから得られる。] [0035] 本発明による組成物に使用されるイヌリンは、疎水性に修飾される。特に、それらはフルクタンの親水性骨格に疎水鎖をグラフトすることで得られる。] [0036] フルクタンの主鎖にグラフトされる疎水鎖は、特に直鎖または分岐でもよく、1〜50の炭素原子を含む飽和または不飽和の炭化水素ベース鎖、例えばアルキル、アリールアルキル、アルキルアリール、またはアルキレン基;二価の脂環式基、またはオルガノポリシロキサン鎖、でもよい。これらの炭化水素ベース鎖またはオルガノポリシロキサン鎖は、特に1つまたは複数のエステル、アミド、ウレタン、カルバメート、チオカルバメート、尿素、チオ尿素および/またはスルホンアミド官能基、例えば、特に、メチレンジシクロヘキシルおよびイソホロン; またはフェニレンなどの二価の芳香族基を含んでもよい。] [0037] 特に、イヌリンは2〜約1000の、好ましくは2〜約60の重合度、および1つのフルクトースユニットに基づく2未満の置換度を有する。] [0038] 好ましい一実施形態によれば、疎水鎖は少なくとも1つのアルキルカルバメート基(式R-NH-CO-、Rは1〜22の炭素原子を含むアルキル基)を含む。] [0039] より好ましい一実施形態によれば、疎水鎖はラウリルカルバメート基である。] [0040] 特に、これに制限されるものではないが、本発明による組成物に使用してもよい疎水性に修飾されたイヌリンの例として、ステアロイルイヌリン、例えばEngelhard社によりLifidrem INST、およびCiba社によりRheopearl INSの名称で販売されている製品;パルミトイルイヌリン; ウンデシレノイルイヌリン、例えばEngelhard社によりLifidrem INUKおよびLifidrem INUMの名称で販売されている製品; およびイヌリンラウリルカルバメート、例えばOrafti社によりInutec SP1の名称で販売されている製品、を挙げることができる。] [0041] 特に、ラウリルカルバメートでグラフトされたイヌリン、特にラウリルイソシアネートとイヌリン(特にチコリから得られたイヌリン)の反応から得られたものが使用される。これらの化合物の例として、特にOrafti社によりInutec SP1の名称で販売されている製品を挙げることができる。] [0042] 本発明の組成物における疎水性に修飾されたイヌリンの含有量は、前記組成物の全質量に対する活性物質が、0.01質量%〜20質量%、好ましくは0.01質量%〜10質量%、特に0.05質量%〜10質量%、好ましくは0.1質量%〜10質量%、さらによりよくは0.1質量%〜5質量%、さらにより優先的には0.1質量%〜1質量%の範囲であってもよい。] [0043] 疎水性に修飾されたイヌリンの含有量は、前記組成物中に存在する脂肪物質の含有量の関数として選択される。] [0044] 好ましくは、疎水性に修飾されたイヌリン/脂肪物質の質量比は、1:0.1〜0.1:60、特に0.1:1〜0.1:60、好ましくは0.1:1〜0.1:15、より優先的には0.1:5〜0.1:15、およびさらにより優先的には0.1:8〜0.1:12の範囲であってもよい。] [0045] 好ましくは、0.1:10、つまり組成物の全質量に対して10質量%の脂肪物質あたり0.1質量%のイヌリンである。] [0046] 例を示す。] [0047] ] [0048] 質量比(修飾されたイヌリン/脂肪物質)は、0.001〜10、特に0.002〜10、好ましくは0.005〜10、およびさらによりよくは0.005〜0.02の範囲で規定されてもよい。] [0049] 好ましくは、質量比(修飾されたイヌリン/脂肪物質)は1未満、特に0.5未満、およびさらによりよくは0.1未満である。] [0050] 特には、0.01である。] [0051] 疎水性に修飾されたイヌリンは、代わりに、乳化の前に水性相または油性相に分散されてもよい。] [0052] 前記イヌリンは、好ましくは、乳化の前に油性相に分散される。] [0053] 天然由来の増粘多糖類 これらの多糖類は、本発明による組成物のための増粘剤および安定剤として働く。] [0054] (植物由来の多糖類) 本発明による組成物は、少なくとも1つの植物由来の多糖類を含む。] [0055] 本発明によれば、用語「植物由来の多糖類」は、特に植物界(植物または藻類)から得られる多糖類を意味し、これは、例えば特にキサントモナスカンペストリス(Xanthomonas campestris)細菌の発酵によって製造されたキサンタンガムの場合のように、バイオテクノロジーによって得られた多糖類とは対照的である。] [0056] この植物由来の多糖類は、必要があれば、親水基の価数を増やすために、セルロース誘導体、特にヒドロキシアルキルセルロース(例えばヒドロキシエチルセルロース)の場合のように、化学的に修飾されてもよい。] [0057] 本発明によって使用してもよい植物由来の多糖類の例として、特に以下が挙げられる。 a)藻類抽出物、例えばアルギナート、カラギナンまたは寒天、およびこれらの混合物。カラギナンの例としてDegussa社によるSatiagumUTC30(登録商標)およびUTC10(登録商標)が挙げられ; アルギナートの例としてISP社によりKelcosol(登録商標)の名称で販売されているアルギン酸ナトリウムが挙げられる; b)ガム、例えばグアーガムおよびこれらの非イオン性誘導体(ヒドロキシプロピルグアー)、アラビアガム、コンニャクガムまたはマンナンガム(mannan gum)、トラガカントガム、ガッチガム(ghatti gum)、カラヤガムまたはローカストビーンガム; 例としてRhodia社によりJaguar HP105(登録商標)の名称で販売されているグアーガム; GfN社により販売されているmannanおよびkonjac gum(登録商標)(1%グルコノマンナン)が挙げられる; c) 修飾されたまたは修飾されていないデンプン、例えば穀草類(例えば小麦、トウモロコシまたは米)、マメ科植物(例えばブロンドエンドウ(blonde pea))、塊茎類(例えばジャガイモまたはキャッサバ、およびタピオカデンプン)から得られるもの;デキストリン、例えばトウモロコシのデキストリン; 例として特に、Remy社により販売されている米のデンプンRemy DR I(登録商標); Roquette社によるトウモロコシのデンプンB(登録商標); National Starch社によりStructure Solanace(登録商標)の名前で販売されている、水酸化ナトリウムで中和された2-クロロエチルアミノジプロピオン酸で修飾されたジャガイモのデンプン; National Starch社によりTapioca pure(登録商標)の名前で販売されている天然のタピオカデンプン粉が挙げられる; d) デキストリン、例えばNational Starch社によりIndex(登録商標)の名前で販売されているトウモロコシから抽出したデキストリン; e)セルロースおよびその誘導体、特にアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース; およびアルキルヒドロキシアルキルセルロース; 例として特にメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースが挙げられる。例としてステアリルヒドロキシエチルセルロースまたはセチルヒドロキシエチルセルロースを含む。セチルヒドロキシエチルセルロースの例としてAqualonによるPolysurf 67CS(登録商標)およびNatrosol Plus 330(登録商標)を含む; およびこれらの混合物。] [0058] 好ましくは、植物由来の増粘多糖類は、藻類抽出物、ガムおよびセルロース誘導体、ならびにこれらの混合物から選択される。] [0059] 好ましくは、寒天、ローカストビーンガム、マナンコンニャクガム、セチルヒドロキシエチルセルロースまたはステアリルヒドロキシエチルセルロースおよびタピオカデンプンが使用される。] [0060] 第一の実施形態によれば、植物由来の増粘多糖類は、アルギナート、カラギナンおよび寒天、ならびにこれらの混合物から選択される藻類抽出物である。好ましくは、アルギナートまたは寒天、もしくはこれらの混合物が使用される。] [0061] 別の一実施形態によれば、植物由来の増粘多糖類はガム、例えば、グアーガム、アラビアガム、マナンおよびコンニャクガムならびにローカストビーンガム、およびこれらの混合物から選択される。] [0062] 別の一実施形態によれば、植物由来の増粘多糖類は、小麦のデンプン、トウモロコシのデンプン、米のデンプン、ジャガイモのデンプンおよびタピオカのデンプン、ならびにこれらの混合物から選択される、修飾されたまたは修飾されていないデンプンである。] [0063] 別の一実施形態によれば、植物由来の増粘多糖類は、デキストリン、例えばトウモロコシのデキストリンである。] [0064] 別の一実施形態によれば、植物由来の増粘多糖類は、セルロースまたはセルロース誘導体である。] [0065] セルロース誘導体は、特に、特に疎水鎖、特に8〜30の炭素原子を含む疎水基、で修飾された、(C1〜C3)ヒドロキシアルキルセルロースでもよい。] [0066] 一実施形態によれば、使用される疎水性置換基はC8〜C30および好ましくはC10〜C22アルキル、アリールアルキルまたはアルキルアリール基である。] [0067] 好ましくは、本発明による疎水性置換基は、飽和のC10〜C22および好ましくはC16〜C20アルキル鎖、例えばセチル(C16)、ステアリル(C18)およびベヘニル(C20)基である。] [0068] 好ましい一実施形態によれば、本発明による疎水性置換基はセチル基である。] [0069] 本発明による疎水性置換基を含むこれらのセルロース誘導体は、25℃で、水中に1質量%のポリマーを含んだ溶液の測定で、好ましくは100〜100000mPa・sの間、好ましくは200〜20000mPa・sの間の粘度を有し、この粘度は、従来のブルックフィールド(Brookfield) LVTタイプの粘度計で、No.3スピンドルを用いて、6rpmにて測定される。] [0070] 本発明の組成物に使用されてもよい疎水性置換基を含むセルロース誘導体の中で、好ましくはAqualon/Hercules社によってNatrosol Plus Grade 330 CSおよびPolysurf 67 CS(INCI名:セチルヒドロキシエチルセルロース)の名称で販売されているセチルヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。] [0071] 本発明の特に一実施形態によれば、組成物は少なくとも1つのローカストビーンガムを含む。特に、CP KelcoによるGenu gum type RL200(登録商標)が使用される。] [0072] 一選択肢によれば、組成物は少なくとも1つのコンニャクマンナンガムを含む。特に、Chesham ChemicalsによるGlucovis 50(登録商標)が使用される。] [0073] 別の好ましい一態様によれば、組成物は少なくとも1つのセチルヒドロキシエチルセルロース、特にAqualon社によるPolysurf 67CS(登録商標)またはNatrosol Plus 330、を含む。] [0074] 特に本発明の一態様によれば、組成物は植物由来の増粘多糖類を少なくとも2つ含む。] [0075] 植物由来の増粘多糖類は、前記組成物の全質量に対して0.05質量%〜10質量%、特に0.1質量%〜10質量%、好ましくは0.2質量%〜10質量%、好ましくは0.2質量%〜5質量%およびさらにより優先的には0.2質量%〜3質量%である。] [0076] (追加の多糖類) 好ましい一態様によれば、本発明の組成物は、バイオテクノロジーによって得られた追加の多糖類を少なくとも1つ含んでもよい。] [0077] 特に、Alban MullerによりAmigum(登録商標)の名称で販売されている白絹病菌(Sclerotium rolfsii)の発酵によって得られる直鎖ポリグルコース;根粒菌の発酵によって得られる多糖類、例えばSoliance社によるSoligel(登録商標); またはキサンタンガム、例えばRhodiaによるRhodicare XC(登録商標)、グルコース/マンノース/グルクロン酸基によって修飾されたキサンタンガム、例えばCP KelcoによるKeltol T(登録商標)、RhodiaによるRhodicare CFT(登録商標)、もしくはNisshin OilによるNomcort Z(登録商標)、が挙げられる。] [0078] 特に、少なくとも1つのキサンタンガムが植物由来の多糖類とともに使用される。] [0079] 好ましい組合せとして、 -ローカストビーンガムと、寒天および/またはキサンタンガム; - マナンコンニャクガムとキサンタンガム; -ヒドロキシアルキルセルロースとキサンタンガム が挙げられる。] [0080] 特に一態様によれば、本発明の組成物は少なくとも2つの天然由来のゲル化/増粘多糖類を含み、少なくとも1つは植物由来である。] [0081] 本発明の組成物中に存在する多糖類の量は、その増粘特性に依存する。] [0082] 一般的には、組成物の全質量に対して、0.05質量%〜10質量%、好ましくは0.1質量%〜5質量%、さらに優先的には0.2質量%〜3質量%の多糖類が使用されてもよい。] [0083] 水性相 水性相は、一般的に水および親水性のアジュバント(adjuvants)、例えば2〜8の炭素原子を含むモノアルコール(例えばエタノールおよびイソプロパノール)、およびポリオール(例えばグリセロール、グリコール、例えばペンチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、イソプレングリコールおよびPEG-8などのポリエチレングリコール)、ソルビトール、糖類(例えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースまたはスクロース)、およびこれらの混合物を含む。] [0084] 水は植物相の水、例えばヤグルマソウの水、および/またはeau de Vittelまたは鉱水(例えばeau de Lucasまたはeau de La Roche Posayおよび/あるいはわき水)を含んでもよい。] [0085] 室温(25℃)で水と混和性のポリオールは、2〜20の炭素原子を含む、好ましくは2〜10の炭素原子を含む、優先的には2〜6の炭素原子を含むポリオール、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、へキシレングリコール、ジプロピレングリコールまたはジエチレングリコール; グリコールエステル(特に3〜16の炭素原子を含む)、例えばモノ-、ジ-またはトリプロピレングリコール(C1〜C4)アルキルエーテルあるいはモノ-、ジ-またはトリエチレングリコール(C1〜C4)アルキルエーテル;およびこれらの混合物、から特に選択されてもよい。] [0086] 室温で水と混和性のポリオールは、組成物の全質量に対して1質量%〜20質量%、好ましくは3質量%〜15質量%の範囲の含有量で組成物中に存在してもよい。] [0087] 本発明による組成物は、2〜6の炭素原子を含むモノアルコール、例えばエタノールまたはイソプロパノールを含んでもよく、特に組成物の全質量に対して0.01質量%〜10質量%および好ましくは1質量%〜7質量%の範囲の含有量で含んでもよい。] [0088] 水性相(ポリオールおよび他の水溶性または水分散性化合物を含む)は、組成物の全質量に対して50質量%〜99質量%、特に50〜88質量%、好ましくは60〜85質量%、さらによりよくは65質量%〜85質量%である。] [0089] 脂肪相 本発明による組成物は、組成物の全質量に対して、好ましくは少なくとも1質量%の内部脂肪相を含み、特に少なくとも2質量%、さらには少なくとも5質量%の組成物の全質量に対する内部脂肪相を含む。] [0090] この脂肪相は、一般的に油性相を含む。] [0091] 内部脂肪相は、本発明による組成物中に、組成物の全質量に対して、好ましくは3質量%〜50質量%の範囲の含有量で存在し、特に5質量%〜50質量%、好ましくは5質量%〜40質量%、より優先的には10質量%〜40質量%、およびより優先的には10質量%〜30質量%、またはさらには15質量%〜30質量%の範囲の組成物の全質量に対する含有量で存在する。] [0092] 油性相は油、および、本発明の組成物中に存在してもよい、任意の他の脂肪物質あるいは親油性の成分(例えば:化粧用活性剤またはUV遮蔽剤)で構成される。] [0093] 特に、油の例として、脂肪エステル、ワックスおよびバターが挙げられ、これらはそれぞれ天然(動物または植物)由来または合成由来であってもよい。] [0094] 天然由来の脂肪物質が優先的に使用され、それは例えば植物油、植物由来の脂肪エステルおよび植物由来のワックスあるいはバターである。] [0095] 本発明の好ましい一実施形態によれば、油性相は少なくとも1つの炭化水素ベースの天然由来の油および/または少なくとも1つの天然由来のワックスを含む。] [0096] 油性相は、室温(20〜25℃)で液体の揮発性または非揮発性の油、ガムおよびペースト状脂肪物質、から選択される少なくとも1つの脂肪物質を含む脂肪相であり、これは動物、植物、鉱物または合成由来、またはこれらの混合物である。これらの脂肪物質は生理的に許容されるものである。] [0097] 油性相は任意の一般の脂溶性または脂分散性の添加剤を含んでもよい。] [0098] 好ましくは、油性相は少なくとも1つの油、特に少なくとも1つの化粧用油を含む。用語「油」は、室温(25℃)で液体の脂肪物質を意味する。] [0099] 用語「揮発性油」は、1時間未満で皮膚または唇から蒸発することが可能な任意の非水性媒体、特に室温および大気圧で10-3〜300mmHg(0.13Pa〜40000Pa)の蒸気圧を有するものを意味する。] [0100] 本発明で使用してもよい揮発性油として、非シリコーン揮発性油、特にC8〜C16イソパラフィン(例えばイソドデカン、イソデカンまたはイソヘキサデカン)、および、例えばIsoparおよびPermethylの商標名で販売されている油、特にイソドデカン(Permethyl 99 A)、を使用することができる。] [0101] 油は非揮発性油でもよい。] [0102] 用語「非揮発性油」は、室温(25℃)および大気圧で、少なくとも1時間皮膚表面に残留することができる油を意味し、特に室温(25℃)および大気圧で0.01mmHg(1.33Pa)未満のゼロではない蒸気圧を有する。] [0103] 本発明で使用してもよい非揮発性油として、以下が挙げられる;非シリコーンおよび特に炭化水素ベースの非揮発性油、例えば液体パラフィン(またはワセリン)、スクアラン、水素化ポリイソブチレン(パーリーム油(parleam oil))、ペルヒドロスクアレン(perhydrosqualene)、ミルク油(milk oil)、カメ油、大豆油、甘扁桃油(sweet almond oil)、美葉油(beauty-leaf oil)、パーム油、グレープシード油、ゴマ油、コーン油、アララ油(arara oil)、レイプシード油、ヒマワリ油、綿実油、アプリコット油、ヒマシ油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油、アルガン油(argan oil)、バージン甘扁桃油、杏仁油、ぬか油、ツバキ油または穀物胚芽油(cereal germ oil); 好ましい油として、ホホバ油または杏仁油、およびこれらの混合物が用いられる;ラノリン酸(lanolic acid)、オレイン酸、ラウリン酸またはステアリン酸エステル;長鎖の酸またはアルコール(つまり、鎖は6〜20の炭素原子を含む)から誘導されるエステル、特に式RCOOR’(Rは7〜19の炭素原子を含む高級脂肪酸残基、およびR’は3〜20の炭素原子を含む炭化水素ベースの鎖を表す)のエステル、特にC12〜C36エステル、例えばミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸2-オクチルドデシルまたは乳酸2-オクチルドデシル、コハク酸ビス(2-エチルヘキシル)、リンゴ酸ジイソステアリル、またはトリイソステアリン酸グリセリルまたはトリイソステアリン酸ジグリセリル; 高級脂肪酸、特にC14〜C22、例えばミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸またはイソステアリン酸; 高級脂肪アルコール、特にC16〜C22、例えばセタノール、オレイルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、イソステアリルアルコールまたはオクチルドデカノール; およびこれらの混合物。] [0104] 油の選択は、特に所望の目的に応じて行われる。したがって、トリグリセリドおよび植物油、例えばアプリコット油またはオリーブ油は、乾燥肌のために意図された組成物には好ましく、一方、より沸点の低い脂肪酸エステルは、通常のまたは混合肌のために意図された組成物には好ましい。] [0105] 他の脂肪物質、例えば、8〜30の炭素原子を含む脂肪酸(例えばステアリン酸、ラウリン酸またはパルミチン酸)、ペースト状脂肪物質(例えばワセリンまたはラノリン)、ワックス(例えば蜜ろう(beeswax)、カルナバワックス、キャンデリラワックス(candelilla wax)、パラフィンワックス、亜炭ワックス(lignite wax)、微結晶質ワックス、セレシン(ceresin)、オゾケライト(ozokerite)、合成ワックス、例えばポリエチレンワックス、ポリメチレンワックスおよびフィッシャー-トロプシュワックス(Fisher-Tropsch waxes))、が油性相中に存在してもよい。] [0106] これらの脂肪物質は、所望の特性、例えば硬さや質感を持った組成物を調整するために、当業者によって様々な方法で選択されてもよい。] [0107] 本発明の組成物中の脂肪相または油性相の量は、組成物の全質量に対して好ましくは1質量%以上、好ましくは2質量%以上、さらには5質量%以上、またはさらにより優先的には10質量%以上、またはさらには20質量%以上、およびさらによりよくは30質量%以上である。] [0108] その範囲は、例えば、組成物の全質量に対して3質量%〜50質量%でもよく、組成物の全質量に対して、特に5質量%〜50質量%、好ましくは5質量%〜40質量%、より優先的には10質量%〜40質量%、およびより優先的には10質量%〜30質量%、またはさらには15質量%〜30質量%の範囲でもよい。] [0109] その範囲は、さらには、組成物の全質量に対して11質量%〜50質量%でもよく、好ましくは12質量%〜40質量%、さらによりよくは15質量%〜35質量%の範囲でもよい。] [0110] 本発明による組成物は、化粧用または皮膚用の組成物であってもよい。それらは好ましくは、化粧用の組成物である。] [0111] 本発明による組成物は、生理学的に許容される媒体を含む。] [0112] 本発明において、「生理学的に受け入れられる媒体」とは、人間の皮膚(まぶたの内側も含む)、粘膜、毛髪または唇との適合性である、無毒な媒体を意味する。化粧用組成物は感じのよい外観、匂い、感触を有し、局所的に塗布するように意図された製品である。] [0113] 好ましい一実施形態によれば、本発明の組成物は界面活性剤を含まない。] [0114] 本発明によれば、界面活性剤および/または合成乳化ポリマーを「含まない」という表現は、1質量%未満、好ましくは0.5質量%未満、またはさらには0.2質量%未満しか界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーを含まない組成物、または界面活性剤および/または合成乳化剤ポリマーが0質量%の組成物であることを意味する。] [0115] 本発明の組成物は、化粧用または皮膚用の活性剤、保存剤、酸化防止剤、香料、フィラー、UV遮蔽剤、顔料、匂い吸収剤および染料から選ばれる、少なくとも1つのアジュバントを含んでもよい。] [0116] 特に、以下から選択される少なくとも1つの活性剤を含む;保湿剤;フリーラジカル補捉剤;角質溶解剤および剥離剤(keratolytic and desquamating agents);ビタミン; 抗エラスターゼ剤および抗コラゲナーゼ剤;微量元素;藻類またはプランクトンの抽出物;酵素およびコエンザイム;フラボノイドおよびイソフラボノイド;セラミド;抗糖化剤; NO-シンターゼ阻害剤;真皮または表皮の高分子の合成を刺激するための、および/またはこれらの劣化を防ぐための物質;線維芽細胞または角化細胞の増殖および/あるいは角化細胞の分化を刺激するための物質; 伸張剤(tensioning agent); 抗汚染剤またはフリーラジカル補捉剤;筋弛緩剤または脱収縮剤(dermo-decontracting agents); およびこれらの混合物。] [0117] 本発明の一実施形態によれば、組成物は少なくとも1つのUV遮蔽剤、好ましくは少なくとも1つの親油性または脂溶性のUV遮蔽剤を含む。] [0118] 本発明において使用してもよい親油性のUV遮蔽剤として、以下が挙げられる;アントラニラート;ケイ皮酸誘導体;ジベンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;カンファー誘導体;トリアジン誘導体、例えば米国出願公開第4367390号、欧州出願公開第863145号、欧州出願公開第517104号、欧州出願公開第570838号、欧州出願公開第796851号、欧州出願公開第775698号、欧州出願公開第878469号、欧州出願公開第933376号、欧州出願公開第507691号、欧州出願公開第507692号、欧州出願公開第790243号および欧州出願公開第944624号に記載のもの;ベンゾフェノン誘導体; β,β-ジフェニル-アクリレート誘導体;ベンゾトリアゾール誘導体;ベンザルマロネート誘導体、特に米国特許第5624663号に記載のもの;ベンズイミダゾール誘導体;イミダゾリン;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;ベンゾオキサゾール誘導体、例えば欧州出願公開第0832642号、欧州出願公開第1027883号、欧州出願公開第1300137号および独国出願公開第10162844号に記載のもの;遮蔽ポリマー(screening polymer)、例えば特に国際公開93/04665号に記載のもの; α-アルキルスチレンベースの二量体、例えば独国出願公開第19855649号に記載のもの、4-4-ジアリールブタジエン、例えば独国出願公開第19755649号、欧州出願公開第916335号、欧州出願公開第1133980号、欧州出願公開第1133981号および欧州出願公開第008586号に記載のもの、およびこれらの混合物。] [0119] 親油性の有機遮蔽剤の例として、以下のINCI名に示すものが挙げられる:] [0120] パラ-アミノ安息香酸誘導体: エチルPABA、 エチルジヒドロキシプロピルPABA、 ISPにより特にEscalol 507の名称で販売されているエチルヘキシルジメチルPABA、] [0121] サリチル酸誘導体(salicylic derivatives): Rona/EMIndustriesによりEusolex HMSの名称で販売されているホモサレート、 Haarmann and ReimerによりNeo Heliopan OSの名称で販売されているサリチル酸エチルヘキシル、 Haarmann and ReimerによりNeo Heliopan TSの名称で販売されているサリチル酸TEA、] [0122] ジベンゾイルメタン誘導体: Hoffmann LaRocheにより特にParsol 1789の商標名で販売されているブチルメトキシジベンゾイルメタン、 イソプロピルジベンゾイルメタン、] [0123] ケイ皮酸誘導体(cinnamic derivatives): Hoffmann LaRocheにより特にParsol MCXの商標名で販売されているエチルヘキシルメトキシシンナメート イソプロピルメトキシシンナメート、 Haarmann and ReimerによりNeo Heliopan E 1000の商標名で販売されているイソアミルメトキシシンナメート、 シノキサート、 ジイソプロピルメチルシンナメート、] [0124] β,β-ジフェニルアクリレート誘導体: BASFにより特にUvinul N539の商標名で販売されているオクトクリレン、 BASFにより特にUvinul N35の商標名で販売されているエトクリレン、] [0125] ベンゾフェノン誘導体: BASFによりUvinul 400の商標名で販売されているベンゾフェノン-1、 BASFによりUvinul D50の商標名で販売されているベンゾフェノン-2、 BASFによりUvinul M40の商標名で販売されているベンゾフェノン-3またはオキシベンゾン、 NorquayによりHelisorb 11の商標名で販売されているベンゾフェノン-6、 American CyanamidによりSpectra-Sorb UV-24の商標名で販売されているベンゾフェノン-9、 BASFによりUvinul DS-49の商標名で販売されているベンゾフェノン-9、 n-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、] [0126] ベンジリデンカンファー誘導体: ChimexによりMexoryl SDの名称で製造されている3-ベンジリデンカンファー、 MerckによりEusolex 6300の名称で販売されている4-メチルベンジリデンカンファー、] [0127] トリアジン誘導体: Ciba GeigyによりTinosorb Sの商標名で販売されているビス-エチルヘキシルオキシフェニルメトキシフェニルトリアジン、 BASFによりUvinul T150の商標名で特に販売されているエチルヘキシルトリアゾン、 Sigma 3VによりUvasorbHEBの商標名で販売されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 2,4,6-トリス(ジネオペンチル4’-アミノベンズアルマロネート)-s-トリアジン、 2,4,6-トリス(ジイソブチル4’-アミノベンズアルマロネート)-s-トリアジン、] [0128] ベンゾトリアゾール誘導体: Rhodia ChimieによりSilatrizoleの名称で販売されているドロメトリゾールトリシロキサン、] [0129] アントラニル酸誘導体(anthranilic derivatives): Haarmann and ReimerによりNeo Heliopan MAの商標名で販売されているアントラニル酸メチル、] [0130] イミダゾリン誘導体: エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート、] [0131] ベンザルマロネート誘導体: ジネオペンチル4’-メトキシベンザルマロネート、] [0132] 4,4-ジアリールブタジエン誘導体: 1,1-ジカルボキシル(2’,2’-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニル-ブタジエン、] [0133] ベンゾオキサゾール誘導体: Sigma 3VによりUvasorb K2Aの名称で販売されている2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、 およびこれらの混合物。] [0134] より特に好ましい親油性の有機遮蔽剤は、以下の化合物から選択される:] [0135] ホモサレート、 サリチル酸エチルヘキシル、 エチルヘキシルメトキシシンナメート、 オクトクリレン、 ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 ベンゾフェノン-3、 n-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、 4-メチルベンジリデンカンファー、 2,4,6-トリス(ジネオペンチル4’-アミノベンズアルマロネート)-s-トリアジン、 2,4,6-トリス(ジイソブチル4’-アミノベンズアルマロネート)-s-トリアジン、 ビス-エチルヘキシルオキシフェニルメトキシフェニルトリアジン、 エチルヘキシルトリアゾン、 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 ドロメトリゾールトリシロキサン、 ジネオペンチル4’-メトキシベンザルマロネート、 1,1-ジカルボキシル(2’,2’-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニル-ブタジエン、 2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、 およびこれらの混合物。] [0136] 前記遮蔽剤は、さらにより優先的には以下から選択される:] [0137] ホモサレート、 サリチル酸エチルヘキシル、 エチルヘキシルメトキシシンナメート、 オクトクリレン、 ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 エチルヘキシルトリアゾン、 ビス-エチルヘキシルオキシフェニルメトキシフェニルトリアジン、 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 ドロメトリゾールトリシロキサン。] [0138] 本発明による親油性の遮蔽剤は、好ましくは本発明による組成物中に、組成物の全質量に対して0.1質量%〜30質量%、好ましくは0.5質量%〜15質量%の範囲の含有量で存在する。] [0139] 好ましくは、本発明による組成物は、組成物の全質量に対して少なくとも2質量%、好ましくは少なくとも5質量%、さらにより優先的には少なくとも10質量%のUV遮蔽剤を含む。] [0140] 本発明による組成物は、有利には、少なくとも1つの化粧用または皮膚科用の活性剤を含む。] [0141] 天然由来の材料および/または活性剤が、有利には使用される。] [0142] 本発明の組成物に使用してもよいフィラーとして、例えば天然の有機物質の粉末(例えばトウモロコシ、小麦、米デンプン); または、代わりの物質として天然の無機物由来の物質(例えば、カオリン、モンモリロナイト、サポナイト、ラポナイト(laponites)およびイライト)が挙げられる。] [0143] フィラーの量は、組成物の全質量に対して好ましくは20質量%以下、さらによりよくは10質量%以下、好ましくは8質量%以下、さらには5質量%以下である。フィラーが存在するとき、組成物の全質量に対して0.05質量%〜8質量%、好ましくは0.1質量%〜5質量%の範囲で存在してもよい。] [0144] 組成物がメイクアップの分野で使用される場合、メイクアップの分野で通常使用される任意のフィラー、染料、顔料を含んでもよい。] [0145] 本発明による組成物に使用してもよい化粧用または皮膚用の活性剤として、特に保湿剤;フリーラジカル捕捉剤;角質溶解剤および剥離剤;ビタミン; 抗エラスターゼ剤および抗コラゲナーゼ剤;微量元素;藻類またはプランクトンの抽出物;酵素およびコエンザイム;フラボノイドおよびイソフラボノイド;セラミド;抗糖化剤; NO-シンターゼ阻害剤;真皮または表皮の高分子の合成を刺激するための、および/あるいは劣化を防ぐための物質;線維芽細胞または角化細胞の増殖および/または角化細胞の分化を刺激するための物質; 伸張剤; 抗汚染剤またはフリーラジカル捕捉剤;筋弛緩剤または脱収縮剤;およびこれらの混合物、が挙げられる。] [0146] 活性剤の例として、以下が挙げられる; (N-2-ヒドロキシエチルピペラジン-N-2-エタン)スルホン酸(HEPES);ヒアルロン酸;ラノリン;尿素および尿素を含む混合物(例えばNMF(天然保湿因子))、および尿素誘導体(例えばN-(2-ヒドロキシエチル)ウレア(National Starch社によるHydrovance)); 2-オキソチアゾリジン-4-カルボン酸(プロシステイン); α-ヒドロキシ酸、特に果実から誘導される酸(例えばグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸またはマンデル酸、およびこれらの誘導体ならびにこれらの混合物); β-ヒドロキシ酸(例えばサリチル酸およびその誘導体、例えば5-n-オクタノイルサリチル酸または5-n-ドデカノイルサリチル酸); α-ケト酸(例えばアスコルビン酸またはビタミンCおよびその誘導体、例えばその塩、例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビルリン酸マグネシウムまたはアスコルビルリン酸ナトリウム); そのエステル(例えば酢酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルおよびプロピオン酸アスコルビル)、またはその糖(例えばグリコシルアスコルビン酸)、およびこれらの混合物; β-ケト酸;レチノイド(例えばレチノール(ビタミンA)およびそのエステル、レチナール、レチノイン酸およびその誘導体、およびまた仏国出願公開2570377号、欧州出願公開199636号、欧州出願公開325540号、欧州出願公開402072号、欧州出願公開325540号および欧州出願公開402072号に記載のレチノイド);カロテノイド(例えばリコペン);セラミド;サポゲニンおよびこれを含む植物抽出物、特にワイルドヤムの抽出物;レスベラトロール;擬似ペプチド(例えば{2-[アセチル-(3-トリフルオロメチルフェニル)アミノ]-3-メチルブチリルアミノ}酢酸);ビタミン(例えば上記に示したビタミンAおよびCに加え、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンB3(またはビタミンPPまたはナイアシンアミド)、ビタミンB5(種々の形態のパンテノール:D-パンテノール、DL-パンテノール)、ビタミンDおよびビタミンF(必須脂肪酸の混合物))、ならびにこれらビタミンの誘導体、前駆体および類似体;大豆抽出物、特にダイズタンパク加水分解物またはイソフラボンを豊富に含むダイズ抽出物;微量元素(例えば銅、亜鉛、セレニウム、鉄、マグネシウムまたはマンガン);藻類抽出物(例えばCLR社によりStimodermの名称で販売されている製品);プランクトン抽出物(例えばChimex社によりMexoryl SAHの名称で販売されている水性ディスパージョン形態のプランクトン(INCI名:Vitreoscilla Ferment));酵素;コエンザイム(例えばアルキレン鎖を含むベンゾキノンファミリーに属するユビキノンまたはコエンザイムQ10、ビオチン(またはビタミンH)であるコエンザイムR);酵母抽出物(例えばLaboratoires SeriobiologiquesによりCytovitin LS 9388の名称で販売されているS. cerevisae抽出物);アデノシン; 植物抽出物(例えばカンゾウ抽出物);鎮静性成分(例えばビザボロール)、および鎮静性植物抽出物(例えばバラ(Rosa gallica)の抽出物およびミント(Mentha piperita)の抽出物); および本組成物の最終目的のために適した任意の活性成分、およびこれらの混合物、が挙げられる。] [0147] 組成物中に存在する材料および/または活性剤は、組成物の全質量に対して0.01質量%〜20質量%、好ましくは0.05質量%〜10質量%、さらにより優先的には0.1質量%〜1質量%の範囲である。] [0148] これらの材料および/または活性剤およびこれらの濃度は、本発明の組成物に求められる特性を変更しないようなものでなければならない。] [0149] 本発明による組成物は、数多くのトリートメント、特に頭皮を含む皮膚、毛髪、爪および/または粘膜のための化粧用トリートメント、特にケア、クレンジング、および/またはメイクアップ、および/または皮膚ならびに/あるいは粘膜の日焼け防止のため、における塗布を見つけることができる。] [0150] したがって、本発明の主題は、皮膚、唇および毛髪を、トリートメント、保護、ケア、メイクアップを除去、ならびに/あるいはクレンジングするための、および/または皮膚ならびに/あるいは唇をメイクアップするための、上記で定義した組成物の化粧品としての使用である。] [0151] 本発明の主題はまた、上記で定義した組成物の皮膚、毛髪および/または唇への塗布を含む、頭皮を含む皮膚、毛髪および/または唇をケア、メイクアップあるいはメイクアップを除去するための、非治療的方法である。] [0152] 特に、本発明による組成物は、乾燥肌および/または敏感肌をケアおよび/またはトリートメントするために使用される。] [0153] 化粧用アセンブリ 別の一態様によれば、本発明は: i) 少なくとも1つの仕切りで区切られた容器であって、閉じ部材によって閉じられた前記容器;および ii) 前記仕切りの中に設置した、上記に記載の組成物 を含む、化粧用アセンブリにも関する。] [0154] 容器は任意の適切な形態であってもよい。特にボトル、チューブ、ジャー、ケース、ボックス、サシェまたはカートンの形態であってもよい。] [0155] 閉じ部材は取り外し可能なストッパー、蓋(lid)、キャップ、引裂きストリップ(tear-off strip)またはカプセルの形態であってよく、特に容器が取り付けられた本体および本体と連結されたカバーキャップを含むタイプの形態であってもよい。容器を選択的に閉じる部材の形態であってもよく、特にポンプ、バルブまたはフラップバルブであってもよい。] [0156] 容器はアプリケータと組み合わされてもよい。アプリケータは細かいブラシの形態であってもよく、例えば仏国特許第2722380号に記載のようなものであってもよい。アプリケータは発泡体または弾性体のブロック、フェルトまたはへら(spatula)の形態であってもよい。アプリケータは自由な状態(房またはスポンジ)でもよく、または例えば米国特許第5492426号に記載されているように、閉じ部材によって支持されたロッドにしっかりと固定されていてもよい。アプリケータは、例えば仏国特許第2761959号に記載されているように、容器にしっかりと固定されていてもよい。] [0157] 製品は容器に直接的に入っていてもよく、または間接的に入っていてもよい。例として、製品は含浸された支持体、特にワイプまたはパッドの形態の上に配置されてもよく、ボックスの中またはサシェの中に(個別にまたは多量に)配置されてもよい。このような製品に援用される支持体は、例えば国際公開01/03538号に記載されている。] [0158] 閉じ部材はねじ込みによって容器に連結されてもよい。代わりに、閉じ部材と容器の連結はねじ込み以外によってされてもよく、特に差込み機構、クリック締め、グリッピング、溶接、接着または磁力によって連結されてもよい。用語「クリック締め」は、特に材料のビード(bead)またはコードの一部、特に閉じ部材が弾性変形により交差し、続いてビードおよびコードの交差後に前記一部の拘束されていない位置が弾性的に戻ることを含む任意のシステムを意味する。] [0159] 容器は少なくとも一部は熱可塑性物質で作られてもよい。熱可塑性物質の例としては、ポリプロピレンまたはポリエチレンを含む。] [0160] 代わりに、容器は非熱可塑性物質、特にガラスまたは金属(またはアロイ)で作られる。] [0161] 容器は剛性の壁または変形可能な壁を有していてもよく、特にチューブまたはチューブ状のボトルの形態であってもよい。] [0162] 容器は組成物の配分を開始するまたは促進する手段を含んでもよい。例として、容器は容器内の陽圧に対して組成物が出ていけるための変形可能な壁を有していてもよく、この陽圧は容器の壁の弾性(または非弾性)の絞りによって引き起こされる。] [0163] 容器は組成物を含む少なくとも1つのハウジングで区切られた底を備えたカートン、および蓋、特に底と連結され、少なくとも一部の底を覆うことが可能な蓋、からなってもよい。このようなカートンは、例えば国際公開03/018423号または仏国特許第2791042号に記載されている。] [0164] 容器は容器の開口部の区画に配置された排水を備えていてもよい。このような排水はアプリケータを拭くことを可能にし、場合によってはロッドをしっかりと固定する。このような排水は、例えば仏国特許第2792618号に記載されている。] [0165] 本発明による組成物の以下の例は、これに制限されることのない実例である。化合物は化学名またはINCI名で示される。特に言及されなければ、量は質量%で与えられる。] [0166] 栄養保湿ケア流体] [0167] 手順 出発物質を70℃で攪拌しながら水中に分散することによって、相Aを調製する。滑らかなゲルが得られるまで均質化する。] [0168] 約52℃で攪拌しながら水性相中に油性相を分散することによって乳化する。] [0169] 塗布した場合に、皮膚に溶け込み、落ち着きと保湿効果を与える乳液が得られる。] [0170] 栄養流体クリーム] [0171] 手順 出発物質を70℃で攪拌しながら水中に分散することによって、相Aを調製する。滑らかなゲルが得られるまで均質化する。] [0172] 約52℃で攪拌しながら水性相中に油性相を分散することによって乳化する。] [0173] 塗布した場合に、皮膚に溶け込み、鎮性および栄養効果を与える軟らかいクリームが得られる。] [0174] マイルドなメイクアップ除去乳液] [0175] 手順 出発物質を70℃で攪拌しながら水中に分散することによって、相Aを調製する。滑らかなゲルが得られるまで均質化する。] [0176] 攪拌しながら水性相中に油性相を分散することによって乳化する。] 実施例 [0177] 冷却した後、アルコールを添加する。塗布した場合に、皮膚におだやかな効果を与えるメイクアップ除去乳液が得られる。]
权利要求:
請求項1 内部脂肪相と、外部水性相とを含む水中油型エマルション形態の組成物であって、a) 組成物の全質量に対して少なくとも0.01質量%、好ましくは少なくとも0.05質量%の、疎水鎖で修飾された少なくとも1つのイヌリン、およびb) 組成物の全質量に対して少なくとも0.05質量%、好ましくは少なくとも0.1質量%の、植物由来の少なくとも1つの増粘多糖類、を含む組成物であって、シリコーンを含まない前記組成物。 請求項2 前記脂肪物質が、前記組成物の全質量に対して少なくとも2質量%および好ましくは5質量%である、請求項1に記載の組成物。 請求項3 前記疎水性に修飾されたイヌリンが、前記組成物の全質量に対して0.01質量%〜20質量%、好ましくは0.01質量%〜10質量%、特に0.05質量%〜10質量%、好ましくは0.1質量%〜10質量%、さらによりよくは0.1質量%〜5質量%、およびさらにより優先的には0.1質量%〜1質量%である、請求項1または2に記載の組成物。 請求項4 前記疎水性に修飾されたイヌリン/脂肪物質の質量比が、1:0.1〜0.1:60、特に0.1:1〜0.1:60、好ましくは0.1:1〜0.1:15、より優先的には0.1:5〜0.1:15、およびさらにより優先的には0.1:8〜0.1:12の範囲である、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 請求項5 前記疎水鎖がラウリルカルバメート基であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。 請求項6 前記植物由来の増粘多糖類が藻類抽出物、例えばアルギナート、カラギナンおよび寒天、およびこれらの混合物である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。 請求項7 前記植物由来の増粘多糖類がガム、例えばグアーガム、アラビアガム、コンニャクならびにマナンガム、ローカストビーンガム、およびこれらの混合物である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 請求項8 前記植物由来の増粘多糖類が修飾されたまたは修飾されていないデンプン、例えば小麦のデンプン、トウモロコシのデンプン、米のデンプン、ジャガイモのデンプンまたはタピオカのデンプン、およびこれらの混合物である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 請求項9 前記植物由来の増粘多糖類がデキストリン、例えばトウモロコシのデキストリンである、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 請求項10 前記植物由来の増粘多糖類がセルロースまたはセルロース誘導体である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 請求項11 前記セルロース誘導体が8〜30の炭素原子を含む疎水鎖で修飾された(C1〜C3)ヒドロキシアルキルセルロースである、請求項10に記載の組成物。 請求項12 植物由来の増粘多糖類を少なくとも2つ含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。 請求項13 前記多糖類が、前記組成物の全質量に対して0.1質量%〜5質量%、より優先的には0.2質量%〜3質量%である、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。 請求項14 界面活性剤を含まないことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。 請求項15 請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物の皮膚、毛髪および/または唇への塗布を含む、頭皮を含む皮膚、毛髪および/または唇をケア、メイクアップあるいはメイクアップを除去するための、非治療的方法。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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